退き

気づいたらそこは居場所ではなかった。

そんな話。

ラップ投稿や配信をここ最近続けてたから活動しているように見えてたかもしれないけれども、絵を描くことができなくなっている。僕は昔から僕というコンテンツになりたかったが、僕というコンテンツになりすぎたようで。僕が絵を描かなくても、歌を歌わなくても、僕そのものに価値を見出してくれる人が、ありがたいことに増えてしまった。

見出してくれている人には悪いけど、残念なことに、増えてしまった。

それでも規模は他の人には遠く及ばないし、実績もない。物品としての証拠はあるけど、僕の履歴ではない。

このままだと全ての劣化版だ。ただの僕だ。人の人生も確かに狂わせることができるような僕になったけれども。これは目指した僕ではない。

 

作品を、絵を、作らせてください。

ごめんなさい。逃げた僕が悪いんです。